230131『爆笑問題カーボーイ』おじさん達が新しいコンビニでテンションが上がるという希望

 毎週『爆笑問題カーボーイ』が楽しみで仕方ない。先週は個人的に神回だった。カーボーイでは毎週冒頭40分がフリートークであり、ここではエピソードトークあり真面目な話ありと、とにかく聴き応えのあるパートになっている。今週はTBSの12階にあるセブンイレブンが新装開店したという話だった。残念ながらSpotifyの配信ではこのオープニングトークはもう聴けない。

 田中がコンビニに行く時、やたら誰かと行きたがるという太田の指摘からトークは始まる。本番前の打ち合わせ中、番組ディレクターの越崎は「新装開店したセブンイレブン、まだ見てないんですか? 一回見た方がいいですよ」と謎に新装セブンのプッシュを始める。田中はわざわざ見に行くほどではないだろと思うが、強面オールバックのベテラン作家・高橋が立って待っている。どうやら行く気マンマンらしい。結局、宮嵜プロデューサーも連れて3人で見に行く事になる。

 12階に向かうエレベーターの中で「どんな感じなんですかね」とワクワクして話すふたりに田中は「俺は正直そんな楽しみじゃないよ」という。太田は一緒に行っていないのだがこの田中のトークに対し、「本当は楽しみなくせに冷静を装ってんじゃねぇ!」とツッコむ。

 12階に着くと元々お店があった場所はがらんどうになっており、通夜のように「新セブンイレブンはこちら」との案内が置いてある。するとベテラン作家高橋がいきなり「こっちからの方が早い!」と、謎にショートカットを見い出し始める。田中も正直、ちょっとワクワクしていたと言う。そしていざ着いたセブンイレブンは、気持ち広くなっていただけだった。

収録中の爆笑問題。左奥が作家の高橋。JUNK公式Twitter(@JUNK_TBSR)より

 これだけ書いても何一つ面白くないのだが、いい年こいたおっさん(場合によってはおじいちゃん)、それもショービズ界で最前線のエンタメを作っている人たちが、新しくできたコンビニにテンションが上がっているというのがなんか楽しくて仕方ないのだ。こういう笑いも爆笑問題の一つの真骨頂であるかもしれない。

 そして今週が神回であった理由はそれだけでない。大大大好きなコーナー『怒りんぼ田中裕二』の尺が最近縮小気味だったのだが、なんと今週はネタが3本もあったのだ! しかも「へびつかい座」さんがあの中根ちゃんと会ったという大ネタ! 尺削減による最近の物足りなさを吹き飛ばす楽しさだった。

 さらには三谷昇氏逝去の話題では、『どですかでん』をモノマネで再現しているのも可笑しくて仕方ない。太田のこういう教養や文化にちょっとだけ触れるトークもカーボーイの楽しいところ。とまぁ以上のように先週の放送は豪華ゲストや生放送のギリギリトークのような派手さこそないが、私が思うカーボーイの魅力が詰まった回であった。この機会にぜひ今週からradikoで聴いてみてはいかがだろうか。無料だし、ながら聴きできるし。かくいう私もほとんど面識のない高橋さんというサークルの先輩が「宇多丸さんと爆笑問題のラジオだけは欠かさず聴いてる」という言葉がなぜか記憶に残ってて聴き始めたのだ。日常はまだ未知の楽しさで溢れている。

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